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モンゴルの思い出

☆12月6日(木)

今日は「紙・布」の収集日。一階和室の片隅につみあがっていた雑誌関係をまとめて出しました。

Dscn0495 その雑誌の中に、昔、自分が編集した「モンゴル見聞録」が掲載されているものが数冊ありました。

『これは記念に取っておこっと。。。』

         *

モンゴルに行ったのは2001年。アメリカの同時多発テロ、「9.11」の年です。

大草原のゲルに3日間滞在して、ウランバートルのフラワーホテルに戻ってきてテレビをつけたら、ビルに飛行機が突っ込む映像が繰り返し繰り返し映し出されていて、私たちは皆、慌てふためいた。

日本に帰れないかと思いましたよ~(大丈夫でしたけど・・・)。

考えてみるとわたしはいろいろなところに行ったなぁ。

全部写真と共に、見聞きしたこと、感じたことを書いて残しておくんでした。

     -*-

三年位前に、リカレントの仲間だけに送っていた「ぽかぽかコラム」というのがありました。

それはね、手術後、家で大人しくしているときに、それまで毎日のように人に会っていたものだから、家で一人で時間を過ごすのに、仲間に思ったことをつづって、読んでもらっていた文章です。

当時書いたものの中に、モンゴルのことを書いたものがありました。

なんだか懐かしい。

自らの記録の為に、ちょっとここに写しておきます。

          **********

○モンゴル
三年前、モンゴルに行った。
異国情緒満点だった。
      
こちらとはまったく別の時間が流れている。
うまく表現できないが、
せつない夢の中にいるような、不思議な感じのする国だ。
           
ウランバートルの大通り。
メインストリートにあるバス停
そこに並んでいる人たちが、いまのモンゴルを象徴しているかのようだ。
      
日本の都会にいるような、美しく華やかな女性たち。
埃だらけの民族衣装を着た遊牧民の男。
ボロボロの服をまとった若者・・・。
バス停の一角で、みな、同じ空間を共有している。
      
とっても不思議な光景だった。
     
       *    
     
草原ではゲルに滞在しながら、様々な体験をした。
            
初日は目の前で羊を殺して、もてなされた。
最高の歓迎である。
              
向こうから紐にひかれて歩いてくる羊。
私達の目の前で仰向けにされて、首を切られた。
観念したように、静かに横になった羊に、
「命」を供出する、尊厳を感じた。
         
       *  
              
大草原では木の鞍をつけたモンゴルの馬に乗った。
途中アクシデントに見舞われ、「もうだめだ」と思う瞬間もあった。
            
馬のコントロールひとつできない私が、一人で馬に乗って手綱を握らされていたのだが、
あるアクシデントがおき、目の前を全力で疾走していく馬を見て、
興奮した私の馬がハァハァ言って、その場で足踏みをはじめたのである。
「こいつも走ろうとしている・・」と直感した。
助けてくれるべき人は馬に蹴られて目の前で倒れている。
              
すべきことはただひとつ。
馬との気合の勝負である。
             
全身の力をこめて手綱をひき、
『おまえ、一歩も動くんじゃないぞ』という念を馬にガンガンおくった。
               
結果として私は、馬との気合の勝負に勝った(ブラボー!!)。
あんな経験はもう二度とごめんである。
                
岩だらけの草原に振り落とされたら大怪我間違いなし、だった。
               
       *      
              
モンゴル文化教育大学のソイルト学長とお話したとき、
「日本人は平和ボケだ」
といわれた。
                 
10歳くらい上だと思った彼の歳は、なんと私と同じ。
父親が政治犯でつかまって処刑されるなど、信じられない体験をされていた。
今でも絶対に一人で外を出歩くことはしないという。
                 
モンゴルは12,3年前に社会主義から民主主義社会に変わった。
それまではちょっと力のある人間が出てくると、国につかまって殺されていたそうである。
(ソイルト氏が言っていた)。
               
       *           
                    
私のモンゴルの印象が、
せつなさの漂う、「夢の途中」だったわけがわかった。
            
そこここの大きなビルなどの建物、そして社会に漂うものが、中途半端なのである。
志しなかばに倒れた、若者達の夢の残骸なのかなぁ。
              
      *         
                   
これからのモンゴルはきっと変わるはずだ。
                        
将来的にモンゴルの教育に携わることになるであろうメグちゃんには、
夢の実現に向けて頑張ってほしいなと思った。
             
                                      (ぽかぽかコラム16  2004年9月1日 )
      ************
    
最後に出てくるメグちゃんは私の友人だ(いま、筑波大学の大学院に留学生で来ています)。
             
モンゴル旅行はホント、刺激的でした。
      
もう二度とあんな素晴らしい経験は出来ないだろうな。
       
ところで。       
            
ぽかぽかコラムは、けっこう長く書いていたけれど、インターネットに載せるには差し障りがあるものが多い。
         
実名、個人的な本音などなど、立場、考えがはっきり出ているからねぇ。
         
読んでると面白いけど、人に迷惑がかかるだろうなぁと・・・(笑)。
     
     
Dscn0493 ※モンゴルの子供たちが書いた「私のモンゴル」というタイトルの絵です。
      
草原の昔ながらの住居「ゲル」と、都市に建設中のビルがおなじ空間に書かれていたり、馬や羊を草原で飼っている絵が描かれています。
         
Dscn0494
           
      
モンゴルならではの絵です。
       
             

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